アレクサの音声操作は電源周り専門の執事
「アレクサ、電気を点けて」と言ったら部屋の照明がパッとつく。そんな感じのCMを見たことがある方も多いはず。
これだけでは「いや、電気くらい自分で点ければよくない?」と思ってしまいますが、音声操作はシチュエーションによって非常に便利な機能なのです。
たとえば外出する際をイメージしてください。靴を履いた後に部屋の電気を消し忘れたことに気付き、膝歩きで消しに行ったことはありませんか?
これを自分の声で解決できるのが音声操作です。
ほら、ちょっと「あ、便利」って思いますよね。
なんなら「アレクサ、行ってきます」というだけでテレビとエアコンと照明の電源を切ることだってできます。
ここまでくると、もはや執事です。
家事育児で猫の手も借りたい、そんな人にこそ使ってほしい音声操作。あなたの片腕どころか第三の腕になってくれること間違いありません。
今回はテレビ、エアコン、照明を音声操作することを想定して用意するものや手順を解説していきます。
用意するもの
Amazon Echo / Alexaアプリ
「Amazon Echo」には見た目や機能によっていくつかモデルがあります。
小さく始めたいなら、コンパクトで機能も最小限に絞った「Echo Pop」や、その1つ上の「Echo Dot」がおすすめです。
「まずはノーコストで音声操作を試してみたい」という方はAlexaアプリ(無料)でもいいでしょう。ただアプリ起動中しか音声操作ができないので、あくまで音声操作の体験といった使い方になります。
SwitchBot ハブ2
アレクサが操作できるのはアレクサに対応している家電です。しかしその種類は2024年現在ではそれほどありません。音声操作をしたいがために家電を何台も買い換えるというも現実的ではないですよね。
アレクサに対応していない家電を操作するのに必要なのが 「SwitchBot ハブ2」です。
「SwitchBot ハブ2」はリモコン付き家電をスマホで管理できるようにするスマートリモコンの一つで、非アレクサ対応の家電とアレクサをつなぐ橋渡しをしてくれるアイテムです。
アレクサに家電を登録する
音声操作したい家電のネットワーク接続やSwitchBotハブ2への登録を済ませてから、Alexaアプリで家電を登録します。



SwitchBotハブ2経由で登録した家電は、アレクサにSwitchBotハブ2を登録することで音声操作が可能になります。
まとめ
アレクサとSwitchBotを組み合わせてできることはたくさんあります。その中から今回は音声操作に絞ってお話ししました。
実行条件フレーズを「おはよう」や「いってきます」のような日常会話にすると、生活の自然な流れの中に音声操作を組み込めるのでおすすめです。
小学1年生の息子もアレクサに愛着が湧いてきたようで定型アクション関係なく、アレクサに声をかけています。いつか反抗期に入ってろくに口を効かなくなっても、アレクサには変わらず話しかけてほしい限りです。
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