服の数を決めると得られる2つの効果

生活術

衣類を断捨離しても、1年も経てば元のジャングルに戻る我が家のクローゼットに悩んでいた。

ジャングル化→断捨離→ジャングル化を何回か繰り返していると、断捨離を行う気力や時間、何よりまだ着られるのに処分される衣類がもったいないと感じたため、根本を見直すことにした。

そこで試したのが所有する服の枚数を決めることだ。

枚数を決めておけばそれ以上服は増えないのだから、自然と断捨離後のスッキリが保たれるのは当然といえば当然である。

しかしこれを実践してみたところ、クローゼットのジャングル化を防ぐ以外に思わぬ変化があったため今回の記事にまとめてみた。

この記事を読むに当たって

今記事は、ファッションについて「流行にはあまり興味がない」「身だしなみは見苦しくない程度に整えておきたい」という価値観でお送りしています。ファッション大好き! という方には理解しがたい部分があるかと思いますが、目をつむっていただきますようお願いいたします。

効果1:手持ちの服が精鋭部隊になる

無人島に1つだけ持っていけるとしたら、何を選ぶか?

衣類の上限を決めるというのは、この問いに似ている。

電波もAmazonも届かない孤島にスマホを持ち込む人はいない。

頭の中でいくつもチェック項目を立てて、それにクリアした物を選ぶはずだ。

なにせ1つしか持っていけないのだから。

枚数制限のある服選びも同じ。

デザイン、価格、手持ちの服との組み合わせ、お手入れ方法、耐久性etc……

判断基準は人それぞれだが、自然と”見る目”が厳しくなる。

そしてその審査をクリアした服だけがクローゼットに収まるわけだ。

効果2:服を買うタイミングが決まる

ズバリ、今持っている服を処分する時だけだ。

上限枚数がないと明確なタイミングというものはない。それがダラダラ服選びや衝動買いの原因である。

スマホ広告で流れたきた服が気になって楽天市場に飛び、「最近秋っぽくなってきたしなぁ」なんて感じで秋物を物色したりしていないだろうか?

ちょっと前の私だ。

上限枚数が決まっていれば、そんな広告にはなびかない。

効果1でも述べたように、手持ちの服は厳選された精鋭ぞろいなのだから。

逆に服を処分した時は全力で服選びができる。存分に楽しもう。

さいごにー上限枚数を決めるコツ

現代は物に溢れている。気を抜けばいろんなものが家の中に入ってきてしまう。

だからどこかに上限を置いておくのが大切だ。

上限を決めるコツとして、今ある服の中で1番気に入っている物を基準にするといい。

何日に1回着ているか分かれば、そのお気に入りの服と、その間を埋める分の服が手元にあればいい。

4日に1回着ているのなら、4日分の服があれば十分だ。

我が家の息子を例にしてみよう。

彼はこの夏2日に1回クワガタのTシャツを着ていた(どれだけ奥にしまっても引っ張り出していたので、きっとお気に入りなのだろう)。

息子はTシャツを5枚持っているのだが、実際に稼働していたのはそのクワガタTシャツと洗い替え1枚。たまに汗をかいて着替えていたのを合わせて計3枚だった。

Tシャツは3枚。これが我が家の息子の上限枚数だ。

こんな感じで、無理に枚数をしぼる必要はない。自分の日々の生活を振り返って、支障なく回していける枚数を上限に据えてみよう。

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